今日は東京都立看護専門学校(社会人入試)の受験日でした。朝から受験された受験生の皆さん、本当にお疲れさまでした。小論文の出題は「1/4の奇跡」(山元加津子・柳澤佳子他/マキノ出版ムック/2010年)を読んで、看護を目指す者として「人を癒す」こと「癒しを受ける」ことについてどのように考えるかを、1200字程度で述べるものでした。
筆者は、人間には人を癒す能力が備わっていて、癒しを受ける能力も備わっている、と確信しながらも、人を「助けよう」とした瞬間に、その能力は失われてしまう、苦しむ人を判断せず、あるまがままに受け入れるべきだ、と述べています。「無心になること」とも言っています。看護を目指す者として、この内容を踏まえ、あなたはどう考えますか。たとえば、「無心」ってどういうことでしょう?(敏塾塾長 富士/2013年10月6日)