小論文対策で悩んでいる方は多いと思います。課題によって書けたり、書けなかったりしますし、実力が安定しないように感じるかもしれません。ただ、小論文こそ、継続したトレーニングで力の付く科目です。というのも、小論文というのは、「書く」だけでなく「考える」経験を積み重ねることで、応用力が養われるからです。
小論文を書く経験が少ないと、基本はできても応用ができません。いつも同じような内容を同じような書き方で書くので、しばしば行き詰まってしまいます。大切なのは、行き詰まった時に次の工夫ができるか、です。応用というのは、基本を壊すことではなく、基本がわかったうえで、その基本をもとに、より工夫をすることです。指導を受けながら、その「苦しみ」を感じつつ、あきらめずに向き合っていけば、必ずうまくなります。(敏塾塾長 富士/2013年10月16日)