「社会人入試は難しくて合格できない」という声をよく聞きます。でも、本当にそうでしょうか。確かに倍率で見れば、一般入試より難しいのかもしれません。でも、ちょっと待って下さい。試験の難易度は倍率や競争率だけで決まるのではありません。たとえば、あなたが英語や数学が苦手なのなら、それらの科目が出題される一般入試の方が難しくなります。勉強する科目も増えます。それに一般入試のライバルは現役生、高校生です。(社会人入試のライバルは
あなたの同じような社会人です。)高校生はずっと一日勉強できるのです。一方で社会人入試なら受験科目は少なくなっています。久々に受験勉強する社会人が受けやすいように、小論文や国語など少なめの科目で受験できるようになっている学校が多いです。小論文は苦手? だったら英語等を勉強して一般で受けるのも一手ですが、つまり、どちらが難しいか、というのは簡単に決められるものではなく、どちらがあなたの受験にふさわしいか、どちらなら受験できるか、勉強できるか、合格の可能性が上がるのか、といった様々な要素が関わってくるのです。だから簡単に「社会人入試は難しい」とか言って選択肢から外さないで、ぜひご相談下さい。あなたにとってふさわしい受験があるはずです。(敏塾塾長 富士/2013月11月29日の夜8時過ぎ/今日は本当に冷えていますね。寒い。)