今の時代、驚くほど人々の生き方が変わってきています。ひとつの仕事を定年まで続ける人が減り、途中でリストラにあったり、会社の業績が悪くなったり...。退職金やボーナス、定期昇給も確実ではなくなりました。だから、多くの人々は常に自己啓発に励み、勉強会に出たり、資格取得をして自分自身の価値・スキルを上げてきているのです。子育ても変わりました。以前は
家の中で専業主婦・あるいは家族の力を借りて育ててきたのですが、今は「子供は保育でも育つよ」というのが当たり前の時代です。なにより、結婚が遅くなり、妊娠出産が遅れ、子どもが減り、自分自身の生き方を迷いながら、子育てをすることもよくあることです。このような「変化の時代」において深刻なのは、今の時代に合った生き方をしようとすると「父母に反対される」ということです。「子どもの面倒は誰が見るの!」「子どももいるのに、今さら看護学校の受験なんて...」「今の仕事をずっと続ければいいのに...」等、大反対にあうことも、よくあることです。でも、今はそんな昭和の「お父さんお母さんの時代」とは違うのです。現代(=私たちの時代)は常に自分自身を磨き、より強くしたたかに生きていく時代なのです。逆に言えば、個々の個性、生き方、キャリアが尊重される選択肢の時代とも言えます。そんな時代をどう生きるべきか、をご相談下さい。昭和の「お父さんお母さんの時代」ではなく、平成を生きる「私」そして「私たち」のことを考えていきましょう。それが、あなたのやりがいや生きがいにつながるはずです。(敏塾塾長 富士/2013年12月16日)