看護学校の受験科目に小論文、作文、国語、英語や志望理由書、自己推薦書、面接のような文系の内容ばかり並んでいるのは、なぜだと思いますか。理数系の科目を出す学校よりも文系科目を出題する看護大学、看護専門学校の方が多いのです。なぜそうするかというと「言葉がうまく使えない人は、看護医療系の学校で学びにくく、将来仕事もやりにくいから」です。
看護学校では多くの文章を読み、書かされます。レポート、報告書、記述式のテスト、実習記録などなど...。文章がうまく読めて書ける人の方が、早くうまく勉強が進めやすく、また、将来も患者様やご家族の対応により時間をうまく使えます。さらに言えば、残業を減らして家に早く帰れる可能性も高いのです。そこで、言葉に関する試験が多々出題されます。皆さんが小論文、作文、英語、国語、志望理由書、自己推薦書、面接などが苦手なら、ぜひ、看護学校に入学するためにも、入学してからうまく学ぶためにも、受験生のうちに本格的に学んでおいてください。今、言葉の力を鍛えておけば、将来にわたって役に立ちます。(敏塾塾長 富士/2013年12月24日)