今、約157万人の看護師が働いています。ところが、少子高齢化が進むこの日本では、まだまだ足りません。病院だけでなく、施設や在宅にも看護師が必要だからです。そこで厚生労働省は、2025年までに看護師を200万人にしようとしています。もっともっと増やそうとしているのです。
看護師・看護学校受験を目指す社会人にとっては、こういう動向自体は歓迎するべきものかもしれませんね。ただ、日本は、今までに人類が誰も体験しなかった少子高齢化社会を迎えようとしているということでもあります。こういう時代で「人のために働く」「看護医療」の意味、大切さをあらためて考えたい、とも思います。(2015年12月28日/敏塾塾長 富士)