介護福祉士・介護職の中には、ずっと看護学校進学を考えている人がいます。なぜ、介護士なのに看護師志望なのか、と聞くと、一定の割合で「本当は、もともと看護師志望だったんだけれど、いろいろな事情で、今、介護士をやっている」というケースが出てきます。高校卒業時に本当は「看護師になりたい」と思ったけれど、勉強に自信がなくて看護学校に合格できなかった」とか「両親に相談したけれど、看護師を目指すことを許してもらえず、当時は両親を説得できなかった」とか。さらには、実は一度看護学校には入ったけれど、事情で中途退学してしまって、
でもやはり、看護師になりたくて仕方がない。そんなときに、まず同じ対人支援職で人のために働ける介護職として就職する、というケースがけっこうあるんです。ずっと「看護師になりたい介護士」のままで良いのでしょうか。人生は一度きりなのに。