2016年10月15日(土)に東京で開催されたシンポジウム「オープンダイアローグ・シンポジウム」に参加してきました。セイックラ教授がskypeで参加され、海外でのオープンダイアローグの事情を同時通訳で紹介いただけました。登壇された講師陣も、斎藤環氏(筑波大学教授、公益社団法人青少年健康センター参与、オープンダイアローグネットワークジャパン共同代表、コーディネーター) 、信田さよ子氏(臨床心理士、原宿カウンセリングセンター所長)、向谷地生良氏(ソーシャルワーカー、北海道福祉大学教授) ヤッコ・セイックラ氏(ユバスキュラ大学教授/skype参加)というかなり贅沢な時間でした。
オープンダイアローグとは「精神病の発達初期に治療チームが患者とその関係者を交えて治療ミーティングを繰り返すという治療介入の技法」(斉藤環/精神看護2016.1)です。敏塾では、その思想やリフレクティング・プロセスが、キャリアカウンセリングや社会人教育へのヒントになれば、と考えています。セイックラ氏も海外での看護教育での導入例についてシンポジウムで触れておられました。(2016年10月17日/敏塾塾長 富士)