今回の課題「児童虐待に至るおそれのある要因及び妊娠期から乳児期における看護職の支援」も保健師学校の出題です。パッと見てびっくりする人もいるかもしれません。保健師学校の試験問題と言っても、助産師学校で出題されてもおかしくない出題ですね。
やはり重要な点は「妊娠期から乳児期における看護職の支援」というところです。このテーマを考えるうえで気になる取り組みのひとつは「健やか親子21」という国民運動です。(この運動からもよく出題されます。それだけ今の日本にとって重要な取り組みと言えます。)
第2次の取り組みは平成27年から平成36年度(=令和6年)を期間とし、「すべての子どもが健やかに育つ社会」の実現を目指しています。特に重点的に取り組む課題として「育てにくさを感じる親に寄り添う支援」と「妊娠期からの児童虐待防止対策」をあげています。(敏塾 富士)