作業を通じてリハビリテーションを行うプロ。
患者への柔軟性と感受性が不可欠。
医療機関(病院やリハビリテーションセンター)、福祉施設などで、各自の状況に応じたいろいろな作業を通して病気や事故で失われた身体機能や社会適応能力を回復したり、社会的に自立したりするための支援をおこなう専門職が作業療法士です。
患者が今、何ができ、何ができないのかを知り、その結果をもとに医師や看護師らと協力して、必要なプログラムをつくります。
食事や歯磨き、着替え、トイレ、お風呂などといった「患者のやりたい行動」にいかに対応できるようにするかを考え、ふさわしいお手伝いをしなければなりません。
もちろん、やりっぱなしではなく、その結果がうまくいっているかどうかの見定めも大切です。
あなたが、目の前にいる患者をしっかりと見つめ、その人のために何が必要かを柔軟に、繊細に考えたい、と思うなら、作業療法士という仕事が天職かもしれません。
身体障害、発達、高齢者、精神障害などの活躍分野があります。
作業療法士になるには、養成課程を持つ専門学校、短大、大学で学んだうえ、国家試験に合格する必要があります。
主婦でも社会人入試などで作業療法士になれます。(敏塾では、30代後半まで合格者がいます)
あなたが作業療法士になりたいなら、次のことを考えてみましょう。
1.理学療法士や言語聴覚士ではなく、なぜ作業療法士なのでしょうか。
2.あなたが通学できる学校はありますか。受験科目と受験日の都合は良さそうですか。(ただし、最新の募集要項は直前にならないと出てこないので、あまり、ずるずるしないように。要は、受験の意志を固めることです)
3.受験に向けて勉強しましょう。受験科目に苦手な科目があるなら、他人に教えてもらいましょう。知り合いの教師でも、予備校でも良いでしょう。敏塾なら、あなたは自宅にいながらFAXやメールで学ぶことができます。
★あなたが合格できるかどうかは、志望校の先生が判定します。
ですから、あなたは受験をすると決めたら、くよくよ悩む必要はありません。
日々、勉強をしながら、あなたの夢を育てていきましょう。(敏塾 富士)