糖尿病になる危険性が高い「予備軍」の人に電話で予防のアドバイスを続けることで、発症率が4割下がったとする研究成果を、国立病院機構京都医療センターなどのチームがまとめ、英医学誌に発表しました。
保健師らは最初の1年間、電話を1回あたり15~20分間かけて、減量が順調でなければ励ましたり、長続きする運動法を一緒に考えたりしました。「野菜を1日350グラム以上食べる」など数値を示して食生活の改善も勧めました。その結果、1年間に10回電話を受けたグループの糖尿病の発症率は年平均1.6%で、体重は平均2キロ減りました。自主グループの発症率は平均2.8%、体重は平均0.9キロ減でした。
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