北海道の室蘭市は、国民健康保険に加入する中高年者のメタボリック症候群のリスクを下げるため、保健師らが体重計やメジャーを持って、多忙を理由に保健指導の面談に参加できない対象者への「アポなし」訪問に取り組んでいます。室蘭市は国民健康保険加入者向け特定健診(メタボ健診)受診率と特定保健指導実施率が2014年度、ともに過去最高だっただけに、健診や指導を受けづらい中高年の健康改善にも目配りする考えです。
特定健診は医療費抑制を目的に、国民健康保険に加入する40~74歳を対象に2008年度から無料で始まりました。受診結果でメタボのリスクが高い人は、特定保健指導の対象者として事前連絡し、公民館などで開く個別面談に来てもらい、保健師や栄養士が食生活改善など生活習慣を指導します。
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