静岡県は技術職員不足に悩む県内市町に対し、一定期間継続して県の技術職員を派遣する「長期技術派遣制度(案)」の導入について検討を始めました。多くの市町で土木職や保健師が足りていない現状を受け、静岡県の技術職員を10~20年程度の期間、ローテーションで市町に継続派遣する仕組みを整える考えです。
新制度案は、技術職員の採用が困難なことや職員の専門スキル不足などの課題を抱えた市町が県に派遣要請をすると、県は10年以上の長期派遣を前提に特定職種の職員を市町に送る。派遣される県職員本人は2~3年で交代するが、市町は一定期間にわたり技術職を確保できる。派遣された県職員は現場での技術承継や人材育成も促し、県全体として技術力向上を図る。
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