認知症などの病気が疑われる人や運転に不安を持つ高齢者らの相談を受ける富山県の「県警運転免許センター適性相談係」に、保健師の森川美紀さんが加わりました。適性相談係に常勤の医療専門職を配置したのは、警視庁と愛媛県警察に続いて全国で三例目、中部地方では初めてとなります。
2017年4月に採用された森川さんは看護師と保健師の資格を持ち、2017年5月に適性相談係に配属されました。滑川市の病院に勤務していましたが、「幅広い対象を相手にする行政の仕事がしたい」と富山県警察の採用試験に応募したものです。現在は免許センターで高齢者や希望者の相談を受けたり、病気が原因で交通事故を起こしたと思われる人を訪問したりしています。相談者の症状や事情を確かめた上で、医師への診察や運転免許証の自主返納を促しています。
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