がんの治療をしながら働く人が増えています。がん患者は見た目から症状が判断できないため「職場の理解が得られない」として仕事を辞めてしまうケースも少なくありません。がんに対する社会の理解不足を指摘する声は根強くありますが、がん患者の就労を支えようとする動きが山梨県内でも見られるようになってきました。
がんに特化したがんセンターや労災病院がない山梨。「山梨がんサミット」はNPO法人がんフォーラム山梨の主催で2012年から開かれていて、行政、企業、医療関係者らが集まり、がん治療の知見や支援体制のあり方を考える貴重な場になっています。また、2018年4月から山梨県がん患者サポートセンターに就労分野の相談に特化した窓口を設置しました。これまで医師や保健師らが面接や電話で相談を受けてきましたが、より専門的な助言をするため、社会保険労務士も月に1度、加わることになりました。
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