福井県内の医療機関で男性看護師が増えている。2012年時点で375人と、2002年から10年間で2.5倍の伸び。看護師不足の中、職種として認知度が高まり異業種から転職するケースが目立つ。力仕事など男性ならではの働きぶりに期待が集まる。
福井県立看護専門学校の担当者は「男性看護師は以前より身近になった。給与体系も安定し、職業の選択肢の一つ。看護現場は人手不足で、求人も多い」と話す。福井県立看護専門学校は15年ほど前、男性は40人のクラスに1、2人だったが、現在は多いクラスだと8人はいる。活躍の場は広がっている。入浴介助などの力仕事から興奮状態で暴れる患者への対応だけでなく、パソコンや電子カルテなどの機器の操作で頼られることも多いという。
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