抗がん剤を取り扱う医療従事者の健康被害を防ごうと、医師や看護師、薬剤師らが「抗がん剤曝露対策協議会」を設立し、危険性に関する啓発や汚染対策などの活動方針を2014年6月28日までに公表した。
抗がん剤の運搬や投与を担当することの多い看護師に対策の必要性が十分に知られていないという。海外では看護師の血液中の白血球でDNA損傷が増えたとの報告もあるという。抗がん剤曝露対策協議会は今後、薬液が外部に漏れにくい器具を使用したり、ガウンや手袋の着用を徹底したりする安全対策を進めるよう呼び掛ける。
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