医師や看護師が乗り込んで患者を治療しながら搬送する「ドクターヘリ」について、厚生労働省の研究班は、現場の混乱などから出動しても活動に至らないケースが相次いだ東日本大震災を教訓に、災害が発生した地域の300キロ圏内にあるヘリコプターがまず現場に向かうなどとするガイドラインを初めて作成しました。
ドクターヘリは、医師や看護師が乗り込んで患者を治療しながら医療機関に搬送するヘリコプターで、現在、全国36の道府県に44機配備されています。東日本大震災では16機のドクターヘリが、合わせて142人のけが人などを搬送しましたが、出動するにはヘリコプターを所有する自治体の承認が必要なため、時間がかかったり、現場の混乱で情報が正確に伝わらなかったりしたため、出動しても活動に至らなかったケースが相次ぎました。
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