医師の判断を待たずに一定の診療行為ができる看護師を育てるための研修制度が2015年10月から始まります。医師が不足している地域や診療分野も多いなか、看護師が医師の役割の一部を担うことができれば、効率的な医療体制につながります。
新しく始まるのは「特定行為にかかる看護師の研修制度」と呼ばれます。この研修を修了した看護師は、最初に医師から診療内容についての手順書を受け取れば、その後は毎回医師の指示を仰がなくても、自らの判断で診療行為ができるものです。実施できるのは脱水症状に対する点滴など38種類の行為です。この仕組みができた背景には医師不足以外にも、慢性病の高齢患者が増えていることが挙げられます。
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