日本製薬工業協会の寄付講座である京都大学大学院医薬産業政策学講座(柿原浩明教授)が企画・主催した、「医療における公平性と医薬品産業の果たす役割」をテーマに掲げたユニークなシンポジウムが2016年2月27日、東京で開かれました。
医師の柿原さんは医療の現実的な問題を取り上げました。現場では看護師不足の一方、薬剤師は過剰になりつつある。解決策として、薬剤師が点滴・注射できるよう法改正をし、看護師が受け持っている病棟での薬剤業務を薬剤師に移管する。看護師の2割の業務に相当するものです。養成過程での薬剤教育はわずかで、看護師は薬関連事故の不安が大きく、その解消にもなる、といいます。
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