記録的豪雨に見舞われた大分県日田市では豪雨から2017年7月19日で2週間が経過し、ほかの地域から派遣された医療チームが現場を離れる中、住民の中には不眠や不安を訴える人が増えていて、長期的な医療や心のケアが課題となっています。
今回の記録的豪雨で被害が大きかった日田市の山あいでは、以前から、医師不足が課題となっていて、大規模な土砂崩れが起きた小野地区には、およそ900人が住んでいますが病院や診療所は一つもありません。こうした中、日田市内には今回の豪雨災害を受けて大分市内などから延べ50人以上の医師や看護師が派遣され、治療や病気の予防にあたってきましたが、避難者の減少とともに現場を離れています。今後は地元の医師や保健師が中心となって、被災した人の治療や心のケアにあたらなければなりません。
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