がんの三大治療の一つである化学療法は、2000年代に入り分子標的薬が次々と開発され、日本国内でも相次いで承認を受けるなど進化しています。その結果、さまざまながんに対する奏効率・生存期間・利便性が向上しています。
一方で、化学療法には避けられない副作用もあります。そこで2009年、プラクティス・マニュアルを、愛知県がんセンター中央病院を含む愛知県下のがん診療連携拠点病院7施設の医師・看護師・薬剤師による多施設・多職種横断のプロジェクトチームで作成することになりました。メンバーの内訳は、7施設の医師10人(外科医・内科医・腫瘍内科医・皮膚科医)、看護師6人(がん化学療法看護認定看護師)、薬剤師7人(がん専門薬剤師を含む)、事務1人で構成されました。
くわしくは医学書院でご覧ください。