沖縄のカチャーシーを、乳がん手術などで起きるリンパ浮腫の予防や、リハビリを兼ねた踊りにアレンジし、患者に役立ててもらおうとの取り組みを乳がん患者の会「ぴんく・ぱんさぁ」が進めています。乳がん認定看護師らが監修し、演出家の平田大一さんが振り付けたものです。
リンパ浮腫は、手術による腋のリンパ節の切除や放射線療法が原因で、リンパ液が皮下にたまって腕が腫れた状態になる症状。手術から10年以上たって発症することもあり、指のしびれやこわばり感といった症状以外に、左右の腕の太さが極端に異なるなど見た目の変化にも苦しめられます。踊りは、リンパ浮腫を経験した「ぴんく・ぱんさぁ」の代表、与儀淑恵さんが企画しました。多くの舞台の演出を手掛ける平田さんと、乳がん看護認定看護師の砂川克子さんに協力を依頼して、2015年8月初旬、DVD化に向けた取り組みが始まりました。
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