山形県西村山郡河北町の山形県立河北病院に県内初の「もの忘れ看護外来」が開設され、2018年10月22日、受診が始まりました。県内でも年々、認知症患者が増加する中、専門の認知症認定看護師が、物忘れへの悩みや認知症の不安を抱える人、その家族などに寄り添い、無料で相談に応じます。
もの忘れ看護外来は、認知症に関する特別な研修を積んだ、山形県立河北病院の認定看護師が担当します。医療行為ではなく、疑問や困り事など、認知機能に関することであれば何でも相談に応じます。治療が必要と判断した場合は、診察を受けられるように相談者と医師のパイプ役になります。山形県立河北病院の利用者でなくても相談可能です。認知症は患者本人が自覚することが難しく、担当する精神科や心療内科の受診は、患者や家族にとってハードルが高いとされています。認知症の不安を持ち、認知症を疑っても、気軽に相談できる窓口は多くありません。
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