医師の判断を待たずに手順書に基づいた診療補助を看護師が実施できる「特定行為」の研修を組み込んだ新たな認定看護師制度が2020年度始まり、静岡県立静岡がんセンターで教育課程研修が始まりました。
特定行為を組み込んだ研修を実施しているのは全国8施設に限られ、静岡県内では静岡県立静岡がんセンターが唯一の実施機関となっています。がん看護に関連する薬物療法▽放射線療法▽乳がん▽緩和ケア▽皮膚・排泄ケア-の5分野で、全国から計48人が受講しており、受講生は特定の看護分野の専門性を高めるのと同時に、床ずれをした皮膚の処理や点滴の管理など、医学的知識をベースとした特定行為の研修に臨んでいます。看護師による特定行為は、医師が不在であっても、看護師が患者の病態から診療補助の必要性を判断して重症化を防ぎ、医師の負担軽減につなげる狙いがあります。
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