鳥取県は、医療機関でリハビリを担当する理学療法士・作業療法士と言語聴覚士を確保するため、大学や専門学校などで資格取得を目指す学生を対象に修学資金(奨学金)の貸付枠を拡大します。
県医療政策課によると、鳥取県内の病院や福祉施設では理学療法士・作業療法士と言語聴覚士が慢性的に不足。県の過去4年間の調査では、不足数の合計は年140人に上ります。団塊の世代が後期高齢者となる2025年をにらみ、リハビリテーション専門職の需要はさらに高まるとみられています。2015年4月には鳥取市内に専門学校が開校し、奨学金の貸し付けを希望する人も増え、80人枠に対し164人の応募がありました。このため鳥取県は、貸付枠を100人に増やす方針を決め、864万円を2015年9月補正に計上する考えです。
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