糖尿病などの生活習慣病の治療で、患者の病状や体力に合わせた運動メニューを提供する取り組みが、岩手県の盛岡市立病院で行われています。ただ、運動療法は科学的知見が比較的少なく、具体的な指導がしづらい面があるといいます。
その運動療法を改善するため、医師と理学療法士が連携し、2017年秋から糖尿病や肥満症の入院患者について個別の運動メニューを考案しました。2018年から脂質異常症や高血圧、高尿酸血症を含む外来患者にも範囲を広げています。現在、運動療法を行っているのは外来患者12人。病院近くの運動施設とプールを利用する患者には、病院の連絡先を記したカードを持たせ、施設側には緊急時の対応方法を周知して、体調悪化に備えた態勢も整えています。
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