長年にわたり地域医療に貢献した人をたたえる「第47回医療功労賞」(主催:読売新聞社、後援:厚生労働省・日本テレビ放送網、協賛:損保ジャパン日本興亜)に、高知県内からは医師の江口寿栄夫さんと保健師の広末ゆかさんが選ばれました。
江口さんは岡山大学 医学部大学院を出て、1964年から高知市の県立整肢子鹿園(肢体不自由児施設)に勤務。米国留学を経た1970年に園長となり、1997年まで脳性マヒなどの子どものリハビリや補装具の処方に尽力しました。吉備国際大学の教授として理学療法士らの養成に尽くした後、2007年から南国市の重度障害児者施設「土佐希望の家」(現・土佐希望の家医療福祉センター)の施設長などを務めました。広末さんは田野町生まれ。県立の病院で看護師として働いた後、保健師として勤め、理想の保健師像を模索。安芸保健所、田野町役場時代は障害児者の自助グループや育児に悩む母親の会を結成。さらに田野町を含む中芸広域連合で保健福祉課長、今は地域包括支援センター長として地域を引っ張っています。
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