京都市にある介護老人保健施設「茶山のさと」の職員らが、手作りの和菓子を高齢者に振る舞おうと、職人の指導を受けています。調理師や栄養士をはじめ、言語聴覚士、作業療法士らが専門の垣根を越えて、「お年寄りがより食べやすい和菓子」を作ろうと、知恵を絞っています。
茶山のさとを含む京都民主医療機関連合会加盟施設の調理担当者らが企画。2018年2月上旬には加盟施設に勤務する36人が、京都府菓子工業組合青年部の7人からこなし、ねりきり、きんとんを習いました。言語聴覚士の立場で参加した京都民医連第二中央病院の佐々木華子さんは「舌の力がしっかりしていれば、歯がない人も大丈夫。小さく切るなど工夫をすれば食べられる人はもっと増えると思う」と話していました。
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