失語症者向け意思疎通支援者の養成講習会の修了式が2020年1月19日、福島県郡山市の国際医療看護福祉大学校で行われました。意思疎通支援者が誕生したのは東北で初めてとなります。
福島県の地域生活支援事業の一環として約40時間の研修を終えた受講生22人が修了証書を受けました。失語症者向け意思疎通支援者は同日、福島県の支援者名簿に登録されました。県が派遣制度を整備した後、各家庭などに出向き、失語症者の通院への同行などの自立支援や、家族とのコミュニケーションを補助します。福島県言語聴覚士会によると、脳卒中や交通事故の後遺症などで失語症となった人は全国に50万人、県内には少なくとも3,000人いるとされます。意思疎通支援者が増えることで当事者らの負担を減らす狙いがあります。
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