長野県の信州大学病院と丸の内病院は2014年7月29日、助産師を互いに一定期間出向させる協定を結びました。長野県看護協会が昨年2013年度から取り組む「助産師出向支援モデル事業」の一環です。
リスクが高い出産を扱う信州大学病院と、正常分娩を担う丸の内病院が、互いに1人の助産師を半年間、相手の病院に出向させ、経験を積ませるものです。終了後、自施設に戻って経験を共有することで、技能の向上を目指します。モデル事業は2013、2014年度、日本看護協会が各都道府県看護協会に委託して実施。診療所より病院に助産師が多いといった偏在を解消したり、実践的能力を高めたりして、安全で安心な妊娠、出産の環境を整える狙いです。
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