長野県の松本市、塩尻市、長野市などのタクシー会社で、妊婦の利用者を対象にしたサービスが広がっています。事前に登録すると、通常と同じ運賃で優先的に配車し、助産師から緊急時の対応などを学んだ運転手が対応する・・・といった内容です。
長野県松本市の第一交通は2014年8月、妊産婦や子育て中の女性を対象に「ママサポートタクシー」を始めました。24時間対応で、助産師から講習を受けた運転手が担当。車内にはタオルケットや使い捨て手袋などを備えます。第一交通で2014年9月下旬に開いた2回目の講習会には男性運転手17人が参加しました。講師の助産師は「車内で赤ちゃんが生まれたら、顔を拭いてタオルで包んであげて、119番してください」などと助言しました。「妊婦の受け入れ先がなく、たらい回しになることはないのか」との質問には、「原則として産む施設は事前に決まっている」と説明しました。
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