親が育てられない子供を受け入れる「赤ちゃんポスト」(こうのとりのゆりかご)の国内2例目の施設とする計画が一時持ち上がった兵庫県神戸市の「マナ助産院」が、2018年9月をめどに、妊娠や出産に悩む母親らとの相談を24時間態勢で行う相談施設を独自に開設することが2018年5月10日、分かりました。
施設の名称は「小さないのちのドア」で、助産師と保健師が24時間で対応し、匿名での相談も可。プライバシーに配慮して助産院の玄関とは別に出入り口を設けます。相談・診断にかかる費用や来院時のタクシー代などは助産院が負担します。産後であれば、母親の希望や赤ちゃんの状況を踏まえ、児童相談所や特別養子縁組につなぐことも検討する予定です。マナ助産院をめぐっては2017年2月、大阪のNPO法人が、熊本市の慈恵病院に続く国内2例目の赤ちゃんポストをマナ助産院に開設する計画を発表しましたが、神戸市が求めていた常駐医師の確保が困難として断念していた経緯があります。
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