秋田県能代市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)能代多目的実験場で4月22日夜、同市の小中学生らと国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の野口聡一・宇宙飛行士が約20分間にわたって交信。同市の小中学生14人と宇宙少年団秋田分団の小学生4人の計18人が参加した能代多目的実験場で質問に立ったのは、能代第一中3年の鈴木岳大(たけひろ)君(14)と東雲中2年の鈴木優梨(ゆり)さん(13)の2人。
優梨さんは「宇宙飛行士の体調が心配。地球に帰還した時、体調に異変がありませんか」と質問。野口さんは「無重力の空間に長くいると、骨や筋肉が弱くなるので、トレーニングを行っている。帰還後の体調管理やリハビリも必要」と答え、看護師を志す優梨さんを「将来、宇宙ステーションの看護師に」と激励した。くわしくは毎日新聞