医師や看護師らとのコミュニケーションの助けに/青森
「たんへるものけ」「ぼんのごがらへながいで」-。お年寄りの話す方言を医師や看護師らが理解できずに誤診が生じるのを防ごうと、青森県弘前市の弘前学院大の今村かほる准教授(方言学)らが医療や福祉関係者向けに方言を訳し、データベースとして公開した。
地方で深刻化する医師不足解消のため、医師らがほかの地域から派遣されるケースも増えている。今村さんは「診断は患者さんの言葉を理解することから。医療コミュニケーションの助けになれば」と期待している。
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