看護師や診療放射線技師ら、医療スタッフ育成も課題/佐賀のサガハイマット
がんを切らずに治す最先端の重粒子線治療ができる「九州国際重粒子線がん治療センター」(サガハイマット)が、佐賀県鳥栖市のJR新鳥栖駅前に着工した。2013年春の開業まで2年余り。
事業費は約150億円。このうち、県が20億円を出資し、残りの130億円を民間からの寄付や出資で賄う計画だ。
資金集めの一方、医療スタッフ育成も課題だ。開業時の体制は医師5人、医学物理士4人、診療放射線技師6人、看護師3人を予定。既に2009年4月から医師1人、2010年4月からはさらに2人が、重粒子線治療で実績がある「放射線医学総合研究所」(千葉県)で研修に入った。
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