日本医師会の釜萢敏常任理事は2018年8月1日の定例記者会見で、医師会立の看護師学校養成所などの状況について報告。応募者、入学者とも減少傾向にあり、「閉校すれば、地域の人員不足はより一層深刻なものになる」との危機感を示しました。
准看護師課程の入学者は2013年度の9,166人から、2017年度は7,692人と減少。2018年度は定員8,083人に対して、入学者は6,941人で、約1,000人の定員割れとなっています。2018年度は6校が募集を停止しており、応募者数も2013年度の2万5,348人から2018年度は1万1,448人とほぼ半減しています。入試倍率を2013年度と比較すると、准看護師で2.8倍から1.4倍、看護師2年課程で1.4倍から1.1倍、看護師3年課程で4.4倍から2.6倍といずれも低下傾向にあります。
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