北海道の苫小牧市は2019年度、糖尿病患者を支援する「糖尿病コーディネーター」の育成事業に乗りだします。苫小牧市の認定講座を受講した看護師など医療従事者に、患者や予備群への指導のほか、医療機関連携の調整役などを担ってもらい、治療の推進や発症予防につなげる考えで、全国的にも珍しい取り組みです。2019年9月までに初の認定講座開催を目指すとしています。
育成事業は、苫小牧市が今年度展開する「みんなで健幸(けんこう)大作戦」の一環。計画では、市内在住や市内で勤務している看護師、准看護師、保健師、助産師、栄養士、管理栄養士などを対象に認定講座を年1回開き、受講者に認定証を交付します。認定講座の講義内容としては、糖尿病性腎症重症化予防プログラムの概要、地域医療連携の在り方などが候補に挙がっています。知識をより深めたり、治療に関わる技術を高めてもらうため、認定の更新研修会を毎年開く予定です。
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