岡山県と岡山市は2019年6月16日、岡山県内の精神科医や看護師らを対象に、大規模災害の被災地で心のケアを担う災害派遣精神医療チーム(DPAT=ディーパット)の活動を学ぶ初の研修会を岡山県精神科医療センターで開きました。
約85人が参加。西日本豪雨の際、甚大な被害が出た倉敷市真備町地区で、岡山県精神科医療センターなどの精神科医らで組織するDPATがどう活動したかを岡山県精神科医療センターの来住由樹院長が報告。住民の診察をはじめ、地域の保健師からの相談にも対応したことを説明しました。真備町地区のまきび病院の関係者は、DPATに事務などの後方支援でも助けられた一方、必ずしも連携が十分でなかったと振り返りました。県の担当者は、県内の被災地には県内からDPATを派遣できる体制を確立していく考えを示しました。
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