石川県の金沢市消防局は2019年7月14日、看護学生118人を、災害時に医療救護所で活動してもらう学生ボランティア「Kanazawa-FAST(カナザワ-ファスト)」に任命しました。全国的にもまれな石川県内初の取り組みで、災害時に不足しがちな応急手当て要員を養成する狙いです。
FASTは、「First Aid Student Team(応急手当て学生チーム)」の略。金沢市内の大学一校と専門学校四校で看護学を専攻する学生を対象に、参加を呼びかけたもので、平常時は応急手当普及員講習を受けてもらい、応急手当てを指導する資格を取得します。消防局の救命講習で指導補助をするほか、防災訓練や金沢マラソンで応急救護に当たる予定です。
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