特定看護師で認証制度創設へ
厚生労働省のチーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループ(WG、座長=有賀徹・昭和大医学部教授)は2011年5月16日、厚生労働省が示した特定看護師(仮称)に関する枠組みで基本合意した。
一定の要件を満たした看護師を「特定看護師」として公的に評価する認証制度を創設し、実施可能な業務については、それ以外の看護師との能力の差に応じて、医師の指示の在り方や組織の安全管理体制などに差を付けることが柱だ。この枠組みを実現するため、WGでは、保健師助産師看護師法(保助看法)を改正する方向性も確認した。
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