鳥取県内の看護師不足解消に向け、鳥取、倉吉両市で看護系学校を設立する動きがある。看護師が不足する中、開校すれば看護師増加や看護系学校を志望している鳥取県内の高校生の受け皿になると期待されている。ただ、学生の実習先確保などの課題があり、開校には地域の支援策が求められる。
鳥取市は、鳥取県東部での看護師不足が深刻だとし、1学年80人程度が学ぶ3年制以上の看護専門学校の誘致を目指している。昨年2012年10~11月に運営する学校法人を公募し、鳥取県内外の計2法人から事業計画が提出され、昨年2012年12月に鳥取市や病院関係者でつくる準備委員会が鳥取県外の1法人に絞り込んだ。倉吉市では、鳥取県看護連盟の要請を受け、倉吉市で鳥取短期大学を運営する学校法人・藤田学院が4年制の看護大学を設立する構想を掲げている。1学年80人で、短大キャンパスに校舎を整備し、最短で2015年4月開学を予定している。
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