千葉県松戸市の「サボテン六高台」。ここには、全身の筋肉が衰えていく筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者一人が入所している。自発呼吸ができなくなり、気管切開をされ、いつ人工呼吸器が必要になるか分からない。スタッフの懸命の看護が続く。
切り盛りするのは、看護師から施設経営者へ転じた佐塚みさ子さん(52)。中学卒業後は学費免除の准看護師学校へ進み、病院に就職した。しかし、日々の勤務で感じたのは、一人一人の患者にきめ細かく寄り添えない、病院医療の限界だった。もっと深く医療や看護を学び、患者に寄り添う場を・・・。そう思って正看護師学校の門をたたいたのは、二人の男の子の子育てが落ち着いた40歳を過ぎてから。
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