看護系の学部・学科を設置する大学が全国的に増えている。今年2014年春新設する16校を含めると226校で、全大学の3割に上る。看護師は医療現場のニーズが高く、不況による就職難もあって志望者も上昇傾向だ。学生を獲得したい大学にとっても期待できる分野で、来年2015年春も新設が相次ぐ見通しだ。
文部科学省によると、看護師国家試験の受験資格が得られる学部や学科を持つ大学は1991年度には11校だったが、1995年以降は毎年10校のペースで増え、20年で7倍以上になった。看護師不足を受け、国は1992年に看護師等人材確保促進法を施行、資の高い看護師を養成する看護系大学の設置を促した。こうした背景から短期大学や専門学校を母体にした看護系大学や学部が誕生、既存の大学でも学部新設の動きが進んだ。
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