新型コロナウイルスの感染拡大で、北海道小樽市内の3看護学校が実施する病院での実習が困難になっています。生徒の健康のため自粛する学校がある一方、受け入れ先の医療機関から断られたケースも。コロナに伴う特例として実習は卒業要件から外れましたが、現場経験が浅くなるため、関係者から「教育の質を担保できるのか」と不安の声が出ています。
小樽市立高等看護学院は感染防止のため3年生約30人が2020年4月、小樽市立病院などで予定していた実習を中止しました。夜間定時制の小樽看護専門学校は3年生39人が予定していた実習を2020年4月、2020年5月分は中止に。小樽市医師会看護高等専修学校は2020年5月の大型連休明け以降、2年生43人が小樽市内の病院で実習を始める予定でしたが、2020年4月、実習先の病院2ヶ所から感染防止を理由に「受け入れが難しい」と断られました。
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