40年以上にわたり保健師を務めた福岡県糟屋郡の久山町から、2017年に開学した福岡看護大学の教授に転じた角森輝美さんは、後進の保健師育成に携わっています。
福岡看護大学は保健師、看護師、助産師といった看護職を養成する単科大学として福岡歯科大学の隣接地に開かれました。角森輝美さんは、ここで公衆衛生看護学概論などの講義を受け持っています。公衆衛生はいわば「みんなの健康」のこと。「看護学教育の母」ナイチンゲールが、19世紀半ばに起きたクリミア戦争で傷病兵を看護した経験を踏まえ、病室に病人が密集することや換気の悪さの問題点を、統計を用いて指摘したことから重視されだした考えです。
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