退院後の地域や家庭での暮らしを想像しながら看護する-。そんな看護師を育てるためのデジタル教材を福岡女学院看護大学が開発し、活用しています。ウェブ上の仮想都市に学生が知っておくべき疾患や背景を体現する患者が暮らしており、より具体的なケアを学べるといいます。
教科書にも多様な事例は載っていますが、デジタル教材の特色を生かし、患者は救急搬送されたり、退院したりと状況が変化します。専門業者と2年ほどかけて準備し、2018年度から講義で活用。新たな教育手法と評価され、2019年度「日本eラーニング大賞」の厚生労働大臣賞を受賞しました。
くわしくは西日本新聞でご覧ください。