岐阜大学/チーム医療をチームで学ぶ、国内初の教育課程開発へ
岐阜大学医学部(岐阜市)の医学教育開発研究センターが2011年度から、医師や看護師など複数の医療専門職の連携に主眼を置いた教育カリキュラムの開発に乗り出す。国内初の取り組みといい、職種間の理解不足を解消し、チーム医療の質向上につなげたい考えだ。
特にチーム医療では各職種のスムーズな連携が必要で、学生時代からの多職種連携教育を求める声が医学教育界で高まっていたという。鈴木康之センター長は「チーム医療が重要とされるが、具体的な教育の在り方はこれまで示されていなかった。業務への考えが固定化していない学生時代からの連携が大切だ」と話している。
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