岩手県宮古市の岩手県立宮古高等看護学院の2013年度卒業式は2014年3月4日、行われ、地域医療を担う卒業生22人が新たな一歩を踏み出した。
震災で父・能文さん=享年(48)=を亡くした小笠原綾子さん(21)もその一人。「保健師になり、地域に密着した看護を行いたい」。悲しみを乗り越え、目標に向かい次のステップに進む。式で院長の佐藤学さんは、震災直後に入学した卒業生たちに「災害を乗り越えて前に進んできた。ここで学んだことは看護の基礎。日々研さんを積んでほしい」と激励した。
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