日本赤十字広島看護大学/准教授らが考える「減災」の方法
日本赤十字広島看護大学の渡邊智恵准教授は2011年3月21日までの6日間、東日本大震災による津波で多数の行方不明者が出た宮城県の4市町を訪れた。
災害看護が専門の看護師で、阪神大震災や新潟県中越沖地震を始め、国内外の災害現場にかかわってきた。「地震は3日あれば支援の手が入る。しかし、今回は津波で物流が途絶え、3日を過ぎても人や物の支援が入れない地域が多くあった。長期間助けがこないと想定した備えをどうするか、練り直さなければいけない」
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